Technology
The choice The Helmholine system The time domain Ceramic drivers Construction
       
The choice 〜 選択肢
今日、市場で販売されているほとんどのスピーカーシステムは、原則的に2 つの原理に基づいています。  
1つは空気サスペンションを利用する密閉型、もう一つはチューニングされた共鳴ポートを通じて周波数帯域の低域を拡張するバスレフ方式です。  
どちらも、技術的にも、製品化が容易であることから、大変好まれている方式です。  
しかしながら、密閉型では低周波数において量感不足、バスレフ方式では人工的な低音感など、方式特有の音響的な欠点に悩まされています。  
これら2方式の限界を打開する解決策としてALBEDO は“トランスミッションライン”を採用しています。これは、ユニットがフロントに放射する音波とリア放射成分を時間整合性がとれたものとして位相合成するように設計されたダクトに、厳密にレイアウトされています。  
その結果、十分コントロールされた音質を備えた、深くしっかりした低域再生を実現しています。この方式がほとんどのメーカー製のシステムに採用されていない理由の背景には次の2 点が考えられます。  
トランスミッションラインは現代でも設計が困難で、且つドライバーの寸法制約が強いられるため、超ハイレベルの音質とルックスが要求される少量生産品を除いて、一般的な大量生産をことのほか困難にします。とりわけ外観デザインに関しては、本物のトランスミッションラインの動作を分析的に解析できるシミュレーションソフトが無いということを忘れてはなりません。  
動作の解析ついては考慮すべき要素が多過ぎることから、シミュレーション自体の予測結果を左右する近似値が得られるだけで、一般解として1 つのモデルケースに全てを含めるのは実質的には不可能です。言い換えれば、トランスミッションライン各々には特別に開発され物理的設計に適用できる専用ソフトが必要になるのです。